コンテンツをニュースレターとして公開し、サイトの訪問者に有料購読で読んでもらえるようにすれば、サイトから収益を得ることができます。このガイドでは、WordPress.com のサイトで有料ニュースレターを設定する方法を説明します。
このガイド内
WordPress.com ニュースレターを使用すると、訪問者に投稿を購読してもらうことができます。購読した訪問者には、サイトで新しい投稿が公開されるたびにメールが届きます。クリエイターや企業が読者と直接つながって収益を上げるには、有料ニュースレターが最適です。ニュースレターに登録したユーザーはあなたのアイデア、おすすめ、製品にすでに興味を持っているため、限定コンテンツへのアクセスに料金を支払う可能性が高くなります。
有料ニュースレターを作成するには、以下が必要です。
- 公開されている WordPress.com サイト。
- 銀行口座で支払いを受け取るための無料の Stripe アカウント。
まず、コンテンツにアクセスする購読者に請求する価格を設定します。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- 「ツール」→「収益化」(WP 管理画面を使用している場合は「ホスティング」→「収益化」) をクリックします。
- 次に、「支払い設定」タブをクリックします。
- Stripe アカウントを連携していない場合、連携を促すメッセージが画面上部に表示されます。
- 「支払いプラン」→「新しい支払いプランを追加」をクリックします。
- 「有料ニュースレター階層」オプションを「オン」に切り替えると、有料ニュースレターの月額と年額を追加するオプションが表示されます。
- 以下のフィールドに必要事項を入力するか確認します。
- プランの名前。設定するのがプランかニュースレター階層かに応じて、「プランを説明」または「階層名を説明」とラベルのフィールドに入力できます。この名前は購読者が登録する際に表示されます。
- 購読者に請求する金額 (通貨と価格)。
- ウェルカムメッセージ: 購読者に最初に表示する簡単なメッセージを作成します。
- 「高度なオプション」をクリックすると、次のオプションが表示されます。これらのオプションはオンにしたりオフのままにしたりできます。
- クライアントが金額を選べるようにします (「お好きな金額を支払い」)
- 顧客が何度も同じ購入をできるようにする (有料ニュースレターには適していません)
- 「保存」ボタンをクリックして支払いプランを作成します。
新しい支払いプランは「支払い設定」に表示されます。ここではプランを編集または削除できます。
支払い手数料、収益のモニタリング、返金などの詳細については、「支払い」ガイドを参照してください。
次に、有料購読者向けの最初のニュースレター投稿の準備を始めます。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- 「投稿」→「新規投稿を追加」をクリックします。
- WordPress エディターを使用して投稿の作成を開始し、画像やその他のコンテンツを追加します。
投稿を公開する前に、次のステップに進んで有料購読者と投稿を共有する方法を確認します。
デフォルトでは、ブログ投稿を公開すると全員が閲覧できるようになります。投稿の表示設定を有料購読者に限定する方法は2つあります。
- アクセス設定: 投稿全体を購読者または有料購読者のみに表示します。
- 有料区分ブロック: 投稿の一部を全員に表示し、残りのコンテンツは購読者または有料購読者のみがアクセスできるようにします。
これらの両方のアプローチを詳しく見ていきましょう。
「アクセス」設定は、投稿の右サイドバーにある投稿設定にあります。
サイドバーが右側に表示されない場合、右上の設定アイコンをクリックして設定を表示させます。このアイコンは2つの不均一な列がある正方形のような形をしています。
- 「アクセス」セクションまで下にスクロールします。
- 次のいずれかのオプションを選択します。
- 全員: 投稿はすべての人に表示されます。
- 購読者: 投稿は購読者のみに表示されます。無料購読者も含まれます。購読していない人には、購読オプションが表示されます。
- 有料購読者のみ: ステップ1で設定した支払いプランを通じて支払いを行った購読者に投稿が表示されます。有料ニュースレター階層として複数の支払いプランを設定している場合は、投稿にアクセスできる階層を選択できます。
- 「公開」ボタンをクリックして、投稿を希望する読者と共有します。読者にはメール通知が届きます。
有料区分ブロックを使用すると、すべての購読者または有料購読者にのみコンテンツへの完全なアクセス権を提供できます。購読者以外の利用者にはプレビューが表示されます。
有料区分ブロックは投稿の先頭部分に追加できます。有料区分ブロックより前のコンテンツには、全員がアクセスできます。有料区分ブロックより後のコンテンツには、ブロックツールバーで選択した内容 (「購読者」または「有料購読者」) に応じて、購読者または有料購読者のみがアクセスできます。
有料区分ブロック設定を使用して、購読者または有料購読者にコンテンツを制限することもできます。
- ブロック設定が表示されない場合は、画像に示されているように右上の「設定」アイコンをクリックします。
- 「ブロック」タブをクリックしてブロック設定を表示します。
- 「コンテンツへのアクセス」で「購読者」または「有料購読者」の2つのオプションのいずれかを選択します。
「公開」をクリックして、前のステップで設定した読者と投稿を共有します。選択した購読者にはメール通知が自動的に送信されます。
収益、購読者、支払いプランを表示するには、「ツール」→「収益化」にアクセスします。
詳細については、支払いの管理ガイドを参照してください。
投稿のアクセス設定を使用して投稿を購読者に制限すると、購読者以外の利用者はコンテンツにアクセスできなくなります。代わりに、投稿が購読者向けであるメッセージが表示され、下の左側の画像にあるように、購読用のメールアドレスを入力するオプションが表示されます。このガイドで説明されている支払いプランを設定している場合、コンテンツを表示するために支払いを求めるメッセージ表示されます。
有料区分ブロックを使用すると、購読者以外には有料区分ブロックの前に追加されたコンテンツが表示され、その後に購読のオプションが表示されます。
WordPress.com プラン | 関連費用 |
---|---|
WordPress.com Pro | 2% |
WordPress.com スターター | 3% |
WordPress.com eコマース (レガシー) | 0 |
WordPress.com ビジネス (レガシー) | 2% |
WordPress.com プレミアム (レガシー) | 4% |
WordPress.com パーソナル (レガシー) | 8% |
WordPress.com 無料版 | 利用できない機能 |
Jetpack プラン | 関連費用 |
---|---|
セキュリティとコンプリート | 2% |
セキュリティデイリー | 4% |
Jetpack 無料版 | 利用できない機能 |
上記の手数料に加えて、Stripe では Stripe アカウントへの1回のお支払いにつき2.9% + US$0.30の費用がかかります。米国以外の方は、ご利用の通貨での Stripe の費用をご確認ください。
このシステムを使用すると、最小限の先行投資で支払いを提供できます。購読者が増えたら、より多くの収益を保つために上位プランへ移行することをお勧めします。
WordPress.com または Jetpack プランが期限切れになった場合、プランに関連する費用は10% に増加します。Stripe の費用は影響を受けません。
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