S&P500種は年末まで横ばい。今買うなら「来年25%以上利益を伸ばす」14銘柄、ゴールドマンS分析

ゴールドマン・サックス Goldman Sachs

米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は、2024年下半期の株価上昇を限定的と判断し、早くも2025年の企業業績(予想)に目を向けているようです。

Dennis Diatel/Alamy

昨年はS&P500種株価指数が24.2%という記録的な上昇を記録し、2023年末時点では米ウォール街の大手金融機関の多くが、翌年にはその勢いも鈍化すると予測。最も強気な年末目標でも「5100」つまり上昇幅は7%程度にとどまると見積もっていた。

しかし、蓋(ふた)を開けてみれば、それらの予測はいずれも控え目すぎたようだ。

上半期が終わった時点で年初来の上昇幅は14.5%、指数は「5460」。7月に入っても勢いは衰えず、直近(7月9日終値)の「5577」までさらに2.1%上昇。追加投資の呼び水となっている。

強気派はより大胆に……

上半期の堅調ぶりを受けて、金融大手の一部の間でここ数カ月、S&P500種指数の年末目標を引き上げる動きが相次いだ。

モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)、BMOキャピタル・マーケッツ(BMO Capital Markets)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)は5月中旬、オッペンハイマー(Oppenheimer)はつい数日前、今年に入って2度目となる目標引き上げで「5900」とした。

ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)もその例に漏れず、強気姿勢に傾いている。

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