ニュージーランド沖で、ホホジロザメを誘き寄せるため、海洋学者たちが200ガロン(約760リットル)の「人工血液」を海に放出した。
米ケーブルテレビ「ディスカバリーチャンネル」が、サメの特集「シャーク・ウィーク」放送にあわせて動画を公開した。
クジラを模した小型の調査船から「3、2、1」の合図で大量の人工血液が噴出されると、「すごく異常な光景! 血まみれになってる」と研究者が感嘆の声をあげた。
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すぐに、オスのホホジロザメが姿を現した。推定約4メートルだ。続いて、より大型(約4.3メートル)のメスのホホジロザメがやってくる。
研究チームは、小型のオスの群れを率いる大型のメス——クイーン・ボスと呼ばれる個体——を探していた。今回現れたメスは、クイーン・ボスに認定するには小さいという。
次の瞬間、メスのホホジロザメが調査船の「尾びれ」に食らいついた。水飛沫をあげ、尾びれをあっという間に破壊する。
迫力ある映像に、視聴者からは「うわ……だから海には入らないようにしてる」などの意見が寄せられた。