「これは焦る！」 中学生娘が作ったスマホスタンドが“天才の所業”と話題に。「分かってても焦る」とは一体どういうこと？

投稿された写真に写っているのはピンク色のカップアイス。傾いたカップから、中身がほとんどこぼれてしまっています。

アイスは机の上に平べったく広がっていて、置かれた木製スプーンもアイスまみれ。とても食べられるような状況ではありません。

「写真を撮影している時間があるなら早く拭かなきゃ！」と思った方、安心してください。実はこれ、食品サンプルでできたスマホスタンドなんです。

あっぷるさんは「娘が食品サンプル屋さんで作ったスマホスタンド見て」と説明しています。

ピンクの白が混じり合ったマーブル模様になっているなど、本物にしか見えない完成度！ 食品サンプルだと分かっていても、「これが部屋に置いてあると普通に焦る！ 笑」と、視界に入ると本物に見えることがあるんだとか……！

ーーどのようなきっかけで娘さんが「こぼれたアイスのスマホスタンド作り体験」をすることになったのでしょうか？

あっぷるさん「出かけた先でたまたまお邪魔した『さんぷる工房』さんの店舗で食品サンプルを見ていた時に、当日受付可能な『こぼれたアイスのスマホスタンド作り体験』の看板を発見し、完成まで20分でできるということだったので、娘が『やってみたい！』とチャレンジしました」

ーー作る上でこだわったポイントを教えてください。

あっぷるさん「こだわりポイントは、カップの内側から流れ出てくるアイスのリアルさです」

「とろとろのアイスが本当に溶けて出てきたような色にしたかったので、カップの外側はピンクと白をよく混ぜたけど、内側は色をあまり混ぜないように注意したそうです」

「あとはスマホを置いた時の角度にもこだわって、自分のスマホをカバー付きで置いた時にちょうど見やすくなる位置にスプーンをセットしていました」

ーー出来栄えについて、娘さんはどのように思われましたか？

娘さん「溶けたアイスのスプーンの持ち手があるところの形（カップ外側の流れ出ている部分の形）をもう少しぐにゃぐにゃにしたかったです。でも、出来栄えは本当に本物みたいで、少し自画自賛してしまっています」

「私は今でも、食品サンプルと分かっているのにこのアイスのスマホスタンドを見る度に本物かと焦ってしまって、毎回驚かされています」

「お店の方も優しく教えてくれて食品サンプルを作るのが楽しかったので、また作りたいと思っています」

ーー視界に入ると焦ってしまいそうなクオリティですね！ あっぷるさんは、完成形を見た時どうでしたか？

あっぷるさん「（体験中）私は隣で見守っていたのですが、完成した時にマーブル模様がとてもかわいくてべた褒めしました」

「自宅に持ち帰ったあとは目にする度に毎回ドキッとしています。普段は娘の学習机に置いてあるんですが、兄である息子が『娘ちゃん机にアイスこぼしてる！』と慌ててティッシュに手を伸ばしていました」