オリンポスの女神のようなGOLDの輝き
ディオール(DIOR)は品よく艶めく肌を主役に。目もとや��を中心にゴールドの輝きを纏わせて。プリミティブなグロッシーヘアと相まって、神々しいまでの輝きを宿したモデルたちはまるで女神のよう。このゴールドのアイシャドウと濡れたような輝きの艶肌がポイントのルックを作り上げたのは、メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクター、ピーター・フィリップス。
ボブにもポニーテールにも。特大リボンの衝撃
フィナーレにダイアナ元妃のタフタのウエディングドレスを思い起こさせるような純白のドレスを披露したシャネル(CHANEL)は、特大リボンを髪にあしらって。ポニーテールにもソリッドなボブにもアレンジの幅は無限大。
ファッションからヒントを得たハイポニーのタマラ ラルフ(TAMARA RALPH)にも注目。ヘアスタイリストのラリー・キングが手がけたこのヘアは、ボリュームとセミドライな質感がモダンかつリュクスなムードを演出した。
グラフィカルアイラインの最終系
言葉よりも饒舌に語る眼差しで表現する、トライバルなスピリットやアールデコの美学。黒アイラインを主役にするメイクに、百戦錬磨のメイクアップ・アーティスト、ダイアン・ケンダルのセンスが光る。
凍てつくようなブルーの眼差し
暗闇に浮かび上がる、シフォン越しの囲みブルーアイはスキャパレリ(SCHIAPARELLI)より。シャープなアイラインで鮮烈さと柔らかさを兼ね備えた眼差しを実現した。
花の精霊がランウェイに降臨!
ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)は、ボッティチェッリの名画から飛び出てきたニンフのような美しさ。モデルたちの頬や手足には散らされた花びらが幻想的なルックを見事に纏め上げた。
Photos: Spotlight Editor: Rieko Kosai