AIは忘れよう。JPモルガンが推す、上昇の余地がある3つのカテゴリー

株価イメージ

iStock; Rebecca Zisser/BI

  • JPモルガン・アセット・マネジメントは、株式市場で過小評価されている3つの分野に上昇の余地があると指摘している。
  • 同社によると、それらは半導体、鉄道・配送、住宅リフォームなどの分野だという。
  • ストラテジストによると、AI銘柄の利益成長が鈍化し始める中、これらの分野はポートフォリオにとって大きなプラスになる可能性があるという。

投資家は依然として生成AIへの熱狂の中にいるが、JPモルガン・アセット・マネジメント(JPMorgan Asset Management)によると、市場には過小評価されてい���が、「コイルばね(coiled spring)」のように利益をもたらす可能性のある分野があるという。

エヌビディア(NVIDIA)メタ(Meta)マイクロソフト(Microsoft)などの大手IT企業を含む「マグニフィセント・セブン」の銘柄は、第1四半期にEPS(1株当たり利益)が年率50%の成長を遂げた。

JPモルガンは、S&P500種の残りの銘柄もそれに追いつくと見ており、2024年第4四半期までに他の493銘柄の利益がマグニフィセント・セブンに匹敵するほど拡大すると予想している(下図参照)。

マグニフィセント・セブンを除くS&P500種の成長率は上昇すると予想されている。

JPモルガンはマグニフィセント・セブンを除くS&P500種の成長率が上昇すると予想している。

JPMorgan Asset Management

「より長期的な視点で見ると、特にインフラへの大規模な財政支出(インフレ削減法やCHIPSおよび科学法など)と、AIをめぐる熱意の高まりが、長期的な力強い成長に向けた協調的な背景となるはずだ」とストラテジストらは述べている。

Popular

あわせて読みたい